酒井郁子の詳細情報

 
 

Biography(自己紹介)

  短大卒業後,電子計測器メーカーや,電子機器の研究開発企業などで,約20年組込みソフトウェアエンジニアとして従事する。中小規模ソフトウェアのシステム設計からテスト,メンテナンスまで,開発工程の一通りに携わる。
 主に現場叩き上げで技術を身に付ける中,ソフトウェア工学を実践に取り入れることを考える。近年は,組込み系ソフトウェア・コンサルティング会社にて、技術者教育の講師や、現場のレガシーコード改善支援などに従事。その後フリーで活動し、現在に至る。

 現在,CQ出版:Interfaceにて「強いプログラムを作るテクニックを学ぶ」を執筆中。

 組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会(SESSAME) 会員
 派生開発推進協議会(AFFORDD) 会員, 運営委員

これまでの活動履歴

時期 種別 対象 表題
2010年11月 雑誌投稿 CQ出版
 Interface 2011年1月号 ~
連載:
強いプログラムを作るテクニックを学ぶ
2010年07月 講 師 くまもと技術革新・融合研究会
 RISTアフタヌーンスクール
システム設計におけるモデリング技術セミナー
2010年02月 雑誌投稿 技術評論社
 組込みプレス Vol18.
「Structure101」による オフショアプログラム解析事例
2010年01月 講 演 ソフトウェアテスト・シンポジウム’10
 Tokyo
オフショアコードの見える化事例 ~アーキテクチャ分析支援ツールを使って、言葉の壁を乗り越える~
2009年11月 講 師 新潟市 情報通信(IT)業界セミナー プログラミング入門セミナー
2009年10月 講 演 第2回 組込みプレスセミナー 再利用できるソフトウェア部品の構築 ~可視化とリファクタリングで再利用部品を陳腐化させない~
2006年 ~   
   2009年
講 師 九州大学 システムLSI 
 設計人材養成実践プログラム
■ 組込みソフトウェア開発演習
■ 組込みソフトウェアモデリング手法     他 4講座
2006年01月 書籍出版 翔泳社より
 SESSAME WG2 共著 
組込みソフトウェア開発のための構造化モデリング

ソリューション

■ 現場の改善支援
 身の回りの多くのモノにソフトウェアが組込まれている現代、ソフトウェアによってその製品価値が大きく左右するような事例も多くなっています。そのような時代のなかでは、過去に開発したソフトウェア資産を、如何にうまく活用し、早く開発できるかが、開発の勝因にも結びついています。
 組込み開発現場には、ソフトウェア資産が山とあります。その資産の山から、有効活用できる”宝”を見極め、いち早く次の製品へと繋げるための改善策を支援してゆきます。
・アーキテクチャ分析 ・・・ お手持ちの資産を解析し、ソフトウェアの構造をモデル化を支援いたします。
・レガシーコード改善 ・・・ 変更やテスト困難になったコードの改善を支援いたします。

■ 技術者教育支援
 製品のソフトウェア開発には、プログラミング言語や要素技術に関する知識の他に、設計力、テスト技法、プロセス管理など、幅広いソフトウェア工学的技術を習得することが大切です。これらについて、本やネット上からたくさんの知識を得ることは可能です。しかし、知識だけでは、これらは使える技術にはなりません。
 体系的に整備されたSESSAMEコンテンツ(*1)を中心に、演習時間を強化したセミナーによって、ソフトウェア技術者のスキルアップを支援いたします。
(*1) SESSAME : 組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会
 ~初級技術者向けセミナー~
  ・Cプログラミングによる設計の規範演
     ・・・ 設計の規範を意識してプログラムを作成することの重要性を演習を学びます
  ・SESSAME初級セミナー
     ・・・ 組込みプログラミングの基礎、設計、テスト 一連の開発に必要な知識を演習をはさみながら解説します

 ~中級技術者向けセミナー~
  ・構造化分析・設計実践講座
     ・・・ 初級セミナーから一歩踏み込み、構造化設計技法を用いた設計工程を、演習を中心にして学びます
  ・SESSAME中級セミナー
     ・・・ 構成管理、品質管理  開発プロセスの実践に必要な知識を演習をはさみながら解説します

ブログ
SHIKOU-SAKUGO ~ソフトウェアについて、日々の思考・試行・志向していること~
http://shikou-sakugo.cocolog-nifty.com/blog/